こんにちは!上田店プランナーの古田です。
立春を越えたというのにまだまだ寒い...。
けれどもせっかくの休日には呑みに出かけたいものです。
今週も夜風の冷たさに縮こまりながら、呑みに出かけてきました。
家を出て間もなく、最近お気に入りの居酒屋が見えてきます。店主さんが元板前さんということもあり、
いつでも美味しい魚を食べさせてくれるんです。日本酒が呑みたいときは必ずここに。
すりガラスの玄関引き戸からは店内の柔らかい光と常連さん達の賑やかな声が漏れていました。
「こんばんは。」と中に入ると、店主さんからも、スタッフさんからも、そしてお客さんからも「こんばんは。」と返ってくる。
こういうところも、好きなところです。
カウンター席に座って、先ずは熱燗をいただいて温まることに。今日のお通しは湯豆腐ですって。最高です。
湯豆腐を食べ終わり、ゆったりと「おすすめ」に目を通します。どれも美味しそうで決めかねていると、
隣の方が白子ポン酢を召し上がっているのが目に留まりました。
「今日は白子があるんですね」とつぶやくと、
隣の方が「グランドメニューにないだけで、実は仕入れてるんですよ。今呑んでいる吟醸酒にも合うと思います。」と勧めてくださったので
「では。」と注文。
扱っている白子は札幌産の真鱈の白子。淀みのない白色で、ふっくら盛り上がっているところから鮮度の良さが伺えます。
北海道では白子を「たち」白子ポン酢を「たちぽん」と呼ぶそうです。とても響きがかわいい。
白子の白に、綺麗に染まった紅葉おろしと大葉の色味のバランスが美しく、うっとりしながらレンゲでたちぽんをすくうと、
下に大根おろしが敷き詰められていました。なるほど丼のように食べるのですね...最高です。
白子はまったりと濃厚で、うまみたっぷりでした。繊細で香り豊かな吟醸酒のお供に勧められた訳がよく分かります。
改めて隣の方に感想を伝えながら、ゆったりと話していました。
お酒がかなりお好きなようでしたので、おすすめのお店を教えていただきました。
お店だけでなく、そのお店のおすすめのお酒とその歴史、また、
そのお酒に合わせて食べる料理のこともお話していただきました。(かなり興奮気味に聴いていました。)
おすすめをあまりにも情景が浮かぶように教えて下さるので...来週は是非とも...
結局閉店時間まで、お話ししていました。(酔いながらもいつの間にか似顔絵を描いていました笑)
お店をおしえていただき、ありがとうございます。次ぎ会うのは、どちらのお店でしょうか。楽しみです。
上田店 古田でした。