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2020.11.16
[アルプスピアホーム[松本ショールーム]スタッフブログ]

こんにちはプランナーの三角です。

先月から秋らしい季節感のあるブログがたくさん上がっていますが、

読書の秋ということで好きな本を1冊紹介しようと思います。

 

 

「四畳半神話体系」  著:森見登美彦

 

 

 

こちらの本は2005年に発行された小説で、

内容としては京都の大学生の主人公が「薔薇色のキャンパスライフ」を目指して、大学生活を送る話です。

4話構成でそれぞれが並行世界になっておりどのサークルに入るかでどう学生生活が変わるか?というのを描いている小説です。

 

私が高校生の頃に読んだ小説で、それからというもの数年に一度読み直したくなります。

 

 

こちらの本の面白いところは

登場人物が個性豊かで読んでいて楽しいです。

各話で登場人物の主人公との関わりが若干変わるのですが、どの話でも個性が生きていて面白いです。

 

あと文章が面白いです。

基本的に主人公の一人称視点で書かれているのですが、その文章の中で主人公のひねくっぷりがよく伝わってきます。

そのひねくれた主人公が「薔薇色のキャンパスライフ」を目指して奮闘する姿が面白いですね。

 

 

最初の方は慣れるまで読みにくさを感じるかもしれませんが、

段々と読んでいるうちに慣れてきて、それがおもしろく感じると思いますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

実は今回急に紹介したくなったのにも理由がありまして、

今年の7月に同じ登場人物が出てくる

「四畳半タイムマシーンブルース」という本が出ていました。

最近気づいて、読み始めたところです。

読み終わって機会があればまた紹介しようかと思います。

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