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2020.05.31
[アルプスピアホーム[松本ショールーム]スタッフブログ]

こんにちは

プランナーの三角です。

 

今回は最近読んだ本を紹介します。

『クジラアタマの王様』  伊坂幸太郎  

 

あらすじ紹介

製薬会社に勤めている主人公のもとにとあるクレームの電話が寄せられる。

そのクレームがきっかけに2人の不思議な共通点のある仲間と出会う。

そのうちの一人が言うには、夢の中で3人で魔物と戦っていて、その魔物との勝敗が、現実の世界とリンクしている。

主人公はそんな夢は見たことはないが、もう一人も夢を見たことがあるらしい。

主人公の日常と仲間二人の日常と夢とが絡み合うストーリー。

ってな感じです。

 

 

 

ネタバレは避けたいのでだいぶぼかしちゃいました。

4章構成になっており、伊坂さんの小説らしく伏線回収が読んでいてとても気持ちいい内容です。

中でも4章は1〜3章の間に張り巡らされた伏線が回収されていく様が面白く、

この人がここで関わってくるのか!

ここ場面での出来事がきっかけでこんなことをしていたのか!

などと今思い出してもワクワクしてくる内容でした。

 

 

この本の面白いところは、

夢の出来事は台詞のないマンガになっているところです。

文字だけだと動きや臨場感を出しづらく、

それを解決させるために、マンガスタイルにしたそうですが、

セリフがないところがより夢の出来事っぽさを出しているように感じました。

小説とマンガの組み合わせが新鮮な感じの本でした。

 

以上、最近読んだ本の紹介でした。

おもしろそう!とも思った方はぜひ読んでみてください。

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